WOMEN'S PELVIC REHABILITATION

尿もれ、骨盤臓器脱(膀胱瘤/直腸瘤/子宮脱)の予防・改善 ペリネケア&トレーニング

「ペリネ」って何?

「ペリネ」とは、フランス語で骨盤底筋のことを意味します。フランスでは、骨盤底筋のトレーニングは健康保険で受けられるほど、一般的に普及しています。
「ペリネケア」では、骨盤底筋をトレーニングしながら、姿勢や呼吸法、日常生活動作を修正し、ストレスの軽減、日常を楽しめる身体づくりを目指します。

尿もれ、骨盤臓器脱でお悩みの方へ

骨盤底筋とは?

骨盤の底を「骨盤底」といい、骨盤底にハンモックのように張っている筋肉を「骨盤底筋」と呼びます。

骨盤底筋の役割は、骨盤内臓器の支持、排尿・排便のコントロール、姿勢の保持、性的活動などです。

健常な骨盤底筋では、意識的に筋肉を収縮させると膣や肛門が締まり、かつ骨盤内臓器を上へ持ち上げる運動が生じます。

逆に、骨盤底筋が弱化している場合には、そのような運動が困難となり、骨盤臓器脱や尿もれ・便もれ、性交痛などの症状が出現します。

骨盤底筋はなぜ弱るのでしょうか?

骨盤を上から見ている図

理由 01

出産が原因で弱る

出産の際に膣から赤ちゃんの頭が出てきます。その際、骨盤底筋はかなり伸張され、伸びきってしまいます。その後、骨盤底筋の収縮トレーニングを行わない状態が続くと、骨盤底筋はゆるんだり、固くなり、収縮する力が弱まってしまいます。

理由 02

加齢が原因で弱る

閉経により、女性ホルモン(エストロゲン)濃度が低下すると、骨盤底筋は萎縮し、収縮する力が弱まります。
また、骨盤底筋は足や腕の筋肉と同じ横紋筋という筋肉です。つまり、足腰の筋力が加齢と共に弱るように、骨盤底筋も加齢と共に筋力低下を起こします。

骨盤底筋は鍛えられます!

一度弱った骨盤底筋はもう戻らないの?そう心配される方も多いかと思います。安心してください、骨盤底筋は鍛えることができます。足が弱ったと感じたら鍛えて強くしますよね、それと同じで骨盤底筋も鍛えて強くすることができます。

日本泌尿器学会のガイドラインにも、尿漏れに対して骨盤底筋訓練(トレーニング)は最高ランクの推奨グレードA※となっており有効性が支持されています。
※引用:【日本泌尿器科学会 女性下部尿路症状 診療ガイドライン】
p128-130

年齢を重ねると、筋力が低下するのは自然なことです。骨盤底筋の力が弱まってしまうのは、誰にでも起こりうることなのです。特に出産を経験した女性なら尚更だと言えるでしょう。ただそこで諦めるのではなく、骨盤底筋は鍛えることのできる筋肉ということを皆さんに知っていただきたいと思います。

ペリネケアを受けることの
メリット

骨盤底筋の正しい収縮方法を習得できます。

骨盤底筋を増強することで、骨盤臓器脱や尿もれの症状を軽減することができます。

不快な症状がなく、ご家族やご友人との旅行やスポーツなどを楽しむことができるようになります。

症状に関して、1人で悩まずに、不安な時にはすぐに相談できます。

ストレスを減らして、若々しく日々を楽しむことができます。

産後に受けていただくと、骨盤底筋の状態をチェックすることができ、症状の予防・改善につながります。

骨盤底筋の収縮トレーニングを自己管理できることを目標に、生涯使えるペリネケアを覚えていただけます。

弊社のペリネトレーニングのポイント

Point01

専門的な知識を持つ女性理学療法士が丁寧に1:1で指導(アメリカ理学療法士協会認定「骨盤底の理学療法I」「産前産後の理学療法I」修了者)

Point02

目には見えない骨盤底筋の収縮を、超音波画像診断装置を用いることで、目で確認しながらトレーニングが可能

Point03

骨盤底筋トレーニングに加えて、姿勢や呼吸法、日常生活動作に対するアプローチも行い、総合的なトレーニングが可能

専門医の推薦

清塚 康彦 先生

きよ女性クリニック院長

清塚 康彦 先生

骨盤臓器脱(膀胱瘤、子宮脱、直腸瘤)や尿失禁、過活動膀胱などの女性下部尿路症状は、直接生命を脅かす疾患ではありませんが、生活の質を著しく損ねます。
これらの骨盤底機能障害に対する理学療法(骨盤底筋訓練)は、女性下部尿路症状診療ガイドラインでは推奨グレードA(行うことを強く勧められる)であるにも関わらず、我が国では指導できる医療専門職は少ないことが現状です。
KiyoリハビリPROSの骨盤底リハビリテーション「ペリネケア」は2021年に開設されました。
お一人で悩むことなく、「ペリネケア」により、生活の質を改善させ、健康で豊かな人生を歩む人が増えることを望みます。

トレーニングの流れ

1提携医院「きよ女性クリニック」を受診

医師の診断により、「ペリネケア」の指示が出ます。

2初回無料体験

KiyoリハビリPROSにて、初回無料体験をご予約ください。

3オリエンテーション

症状やお困りごとをお聞きし、目標を設定します。骨盤底筋の位置や働きを理解していただいてから、実際のトレーニングを開始します。

4トレーニング開始

1骨盤底筋トレーニング

骨盤底筋がどこにあり、どのように動くのかを確認し、超音波画像診断装置を用いながら、適切な骨盤底筋の収縮練習を行います。初回時には、うまく収縮できない方がほとんどです。段階的に練習を継続していきましょう。

2姿勢・関節可動域

不良姿勢や関節可動域の制限があると、骨盤底筋の収縮は困難なため、ストレッチや運動により、姿勢の改善を図ります。

3呼吸法

骨盤底筋は横隔膜と協力して収縮します。胸郭の柔軟性や適切な筋収縮が得られるよう、呼吸の練習を行います。

4日常生活動作

症状を悪化させない生活指導を行います。日常生活にて骨盤底筋に負担をかけない行動変容が重要です。

骨盤底筋トレーニングを始めてから効果が出現するまでには、少なくとも3ヶ月は必要です。上記のトレーニングを継続して、最終的には骨盤底筋トレーニングを習慣化させ、ご自宅で継続・管理できることを目標に進めていきましょう。

5「きよ女性クリニック」再診(3ヶ月後/6ヶ月後)

尿もれ・骨盤臓器脱に対するペリネケアの効果判定、ペリネケアの継続の必要性を診察にて確認しましょう。

料金について

初回カウンセリング料・体験トレーニング
無料
トレーニング料
7,700円(税抜)/ 30分