PARKINSON REHABILITATION

パーキンソン病専用リハビリ トライアッド・トレーニング

トライアッド・トレーニングとは?

パーキンソン病の運動症状で悩む方のための特別プログラム。「パーキンソン病に必要なリハビリは何か」を第一に考え、理想的な内容・時間・頻度を追求したリハビリです。

動画で紹介!パーキンソン病に特化したトライアッド・トレーニング

動画で紹介!パーキンソン病に負けない16日間のリハビリ記録

トライアッドトレーニングの特徴

特徴
01

パーキンソン病に効果的な短期集中システム

イタリアで行われた研究によると、発症早期の集中的なリハビリにはパーキンソン病による運動機能の低下を遅らせ、薬剤の増量を抑えるなどパーキンソン病の進行抑制に効果的とされています。

トライアッドトレーニングはトレーニング効果を最大限に引き出すため、16日間の短期集中リハビリとなっています。

特徴
02

3つの方向からパーキンソン病を考える

弊社ではパーキンソン病の方のリハビリは3方向から考えます。

ポイント01
固くなりやすい身体を、動ける身体に変える

固い身体を解きほぐす

パーキンソン病の運動症状である、固縮や姿勢の障害により身体の特定の部分が固くなりやすくなります。身体が固くなると、大きく滑らかに動くのには不利な状態になります。動ける身体の土台をつくることは大切なことです。
当コースではしっかりと身体が固くて動きにくい状態を解きほぐしていきます。

どこが固いのか?私たちは根本の改善を考えます。

身体の動きを引き出す、オランダ徒手療法

徒手療法先進国オランダで普及している徒手療法。多彩なストレッチ、筋膜リリーステクニックにより身体の動きにくさの根本にアプローチします。

日本オランダ徒手療法協会の最上位認定資格者が担当いたします。

固くなりやすい筋肉を柔らかくする体外衝撃波治療器、<ショックウェーブ>

腕をしっかり伸ばしたり、脚を伸ばしたりする際にパーキンソン病の「固縮」の影響で筋肉が固くなり動きにくさを感じるケースがあります。その際、身体の固い部分に体外衝撃波を当て、筋肉を柔らかくするケアが有効な場合があります。

当施設では、体外衝撃波治療器とストレッチを活かし、相乗効果でできるだけ大きく身体を使う土台を作っていきます。

ポイント02
脳の力を活かしたリハビリを行う

身体が重く動きにくい、大きく動けない
パーキンソン病でよくみられるこの症状は脳の神経回路の働きが不調で起こると言われています。

パーキンソン病は脳の変性疾患です。中脳黒質という部分が変性しドーパミンが減少することで、脳の神経回路に影響を及ぼします。

脳の神経回路への影響

脳内のドーパミンが不足することにより、大脳基底核という部分に異常が生じます。大脳基底核は身体の動きをコントロールする神経回路がたくさんあります。

その中の一つである「直接路」という回路が働きにくくなります。この回路は身体の動きを引き出す「身体スイッチ」のような回路で、このスイッチが働きにくくなると身体の動きが鈍く小さくなってきます。パーキンソン病のリハビリではこの身体スイッチをONにするトレーニングが大切になります。

動きのスイッチをONにする
脳の力を活かしたプログラム

最近の研究ではパーキンソン病の治療薬であるL-DOPAの服薬で、直接路などの神経回路の働きが正常にもどることが分かっています。※1

つまり薬物療法を行いながら、この脳の神経回路を最大限使う練習を行い、身体のアクセルとブレーキの関係を再構築していくことが大切になってくるのです。

※1)Satomi Chiken, Masahiko Takada, Atsushi Nambu, Altered Dynamic Information Flow through the Cortico-Basal Ganglia Pathways Mediates Parkinson’s Disease Symptoms, Cerebral Cortex, Volume 31, Issue 12, December 2021, Pages 5363–5380, https://doi.org/10.1093/cercor/bhab164

米国生まれの専門プログラム、LSVT―BIG

LSVT-BIGは米国で開発されたパーキンソン病専門の運動プログラムです。パーキンソン病の脳の機能に着目した運動プログラムで、あなたの殻を打ち破り、身体の動きを引き出すために必須のリハビリです。海外の研究でもその高い効果の報告がなされています※2)。
指導経験豊富な認定資格者がコーチいたします。

※2)McDonnell MN, Lee Silverman Voice Treatment (LSVT)-BIG to improve motor function in people with Parkinson's disease: a systematic review and meta-analysis. Clin Rehabil. 2018 May;32(5):607-618. doi: 10.1177/0269215517734385. Epub 2017 Oct 5. PMID: 28980476.

補助装置を利用したサポートもあります

立ってLSVT-BIGを行うことに不安のある方には、スペースワンダーという補助装置を装着して安心感を持ってトレーニングすることも可能です。ハーネスが身体をしっかり支えてくれるので、転倒の不安を無くしLSVT-BIGを行えます。

脳へはたらきかけるウォーキングレッスン

基礎から応用まで歩く可能性を引き出すプログラム –steady step-

パーキンソン病の方は歩くイメージが小さくなりがちです。歩き方が変わると雰囲気が大きく変わります。そのためには歩く事に対してのイメージを大きく変えていくことが必要です。楽しく豊富なレッスンで歩くイメージを変えていきます、そして格好よく大きく歩いていきましょう。

25mの歩行専用装置を使用したバリエーション豊富な歩行練習

安全装置付きの歩行補助装置を使用することで、すくみ足や小刻み歩行の症状のある方も様々な歩行練習が行えます。

実践的ウォーキングレッスン

歩くための「構え」「リズム」「動きの大きさ」をしっかり練習し、より実践的なウォーキングレッスンを行います。

ポイント03
身体のキレを引き出し、バランスを整える

身体の動きのぎこちなさを解消

パーキンソン病のリハビリで見落とされがちなのが、身体のキレとバランスを整える事です。

身体のキレを引き出しバランスを調和させることで、歩行や普段の動きのぎこちなさを緩和する助けになります。

身体のキレとバランスを鍛える多彩な機器と、トレーニング

スペースワンダートレーニング

安全補助装置を装着し通常では難しいバランストレーニングや、素早し身体の動きをトレーニングする事ができます。

パーキンソン病専用ボクシングプログラム

バランスや体のキレを取り戻すために、パーキンソン病専門のボクササイズプログラムにチャレンジすることもできます。認定コーチが担当しますので、体力に自信のない方も安心して取り組んでいただけます。

タートルジム

電動の油圧式筋力トレーニングマシンです。自分の限界に合わせて負荷を調整しやすいので、基礎的な筋力トレーニングに最適なマシンです。

コンディショニングライン

日常生活でよく使う動きを鍛えることができるマシンがコンディショニングラインです。ただの筋力マシンではなく、日常で必要なパワーとバランスを鍛えていきます。

ダンスプログラム -Moving on(仮)

希望される方にはダンスプログラムもご用意いたします。ダンス専門のインストラクターがあなたの身体の課題に合わせたオリジナルダンスの振り付けを考案し、レッスンいたします。音楽に合わせて動くことで、苦手だった動きも自然に乗り越えられるとの声もいただいております。

その他にも多種多様なプログラム

KiyoリハビリPROS Personalでは、その他にも身体のキレとバランスを鍛える多彩な機器と、トレーニングをご用意し、皆様のリハビリをサポートいたします。

特徴
03

コース終了後のメンテナンスコース

トライアッド・トレーニングを受けられた方の声として、「定期的に身体の状態をチェックしてほしい」「身体が固くならないように、ストレッチしてほしい」「自宅でのトレーニング方法が間違っていないか見てほしい」などトレーニング終了後も定期的なトレーニングを希望される方が多数いらっしゃいます。そこでトライアッド・トレーニング終了後も担当トレーナーから引き続き、月1~2回程度の定期メンテナンスを受けることもできます。

ご希望の方には本コース終了後、トレーニングで習得したことを引き続き継続していくためのサポートを行います。習得したことがしっかりと定着していくように、定期的に追加トレーニングを行い身体の力を維持していきましょう。

トレーニングの流れ・料金について

初回カウンセリング、体験トレーニング(無料)

トレーニングの流れ

1初回カウンセリング、体験トレーニング

トレーニングを希望される方はまず、無料のカウンセリングと体験トレーニングを受けてください。担当トレーナーがお身体の状態を診せていただき、これからどのようなリハビリを進めていけばいいのかご提案をさせていただきます。

2契約

無料体験を終え、トレーニングへの参加を希望される方はご契約をしていただきます。

3トレーニング開始

日程を決めてトレーニングが開始されます。

料金について

トライアッド・トレーニング 全16回

最短で結果を出したい方

1ヶ月コース (一回2時間、一週間に4回×4週)

1ヶ月では都合が合わない方

2ヶ月コース (一回2時間、一週間に2回×8週)

コースは2種類あります。どちらのコースを選択すればいいかは、初回カウンセリングの際に担当トレーナーがあなたのお身体の状態を見てから説明させていただきます。

初回カウンセリング料
無料
トレーニング料
30,000円(税抜)×16回分
メンテナンストレーニング
20,000円(税抜)/一回 約2時間

お支払方法

現金払い or 銀行お振込み

※お支払回数については分割払いの対応もございます。(下図参照)

分割払いのご案内

金額でリハビリをあきらめてほしくない

トライアッド・トレーニングは決して安くない価格のトレーニングです。ただパーキンソン病のリハビリはできるだけ早期から取り組んでいただきたい。迷っている時間が非常にもったいない。そういった思いから、トライアッド・トレーニングは分割払いにも対応しております。

最大お支払い回数

16回払い

金利・手数料

0

※当社規定の口座振替にてお支払いいただく場合です。
※お振込みの場合、振込手数料はお客様負担となりますので、あらかじめご了承ください。

お支払いシミュレーション

16回払い 33,000円(税込)/月
10回払い 52,800円(税込)/月
8回払い 66,000円(税込)/月
5回払い 105,600円(税込)/月

専門医の推薦

川田 和弘先生

済生会奈良病院 神経内科部長

中室 卓也 先生

最新のパーキンソン病診療ガイドラインにおいても、リハビリテーションは薬物療法などとともに行うことにより、症状を改善させるとされています。

トライアッド・トレーニングに含まれるLSVT-BIGも、介入による有効性の報告があります。KiyoリハビリPROSのような専門性の高いパーキンソン病リハビリテーションは、医師の立場からも推薦できます。