VOICE

パーキンソン病

Y様 70代 女性

未来が少し明るくなった気がする

パーキンソン病だけでなく、骨折の影響から歩きにくくなっていたY様。
少しずつトレーニングを進め、着実にステップアップされました。

Q1:トレーニングに参加しようと思ったきっかけはありますか?

2022年にパーキンソン病と診断され、その翌年に転倒して上腕を骨折してしまいました。右手が動かせない生活が続きました。骨折が治った後は右腕が動かしにくく、歩行にも影響が出始めました。だんだん歩き方もフラフラしてきたのでこれではいけないと思い、トレーニングを受けられる場所を探していました。

Q2:初回の無料体験を受けられた時のことを覚えていますか?

はい覚えています。トレーニングの基礎やしっかり歩くためのスイッチの入れ方を教えてもらいました、自分が思っていた以上に歩ける力が眠っていたことに驚きました。集中してやってみたら歩きやすくなるかもという期待感を感じましたね。

Q3:16回のトレーニングを終えた感想はいかがでしょうか?

最初は体力的な心配もありましたが、無事に乗り越えられました。日頃トレーナーから教えてもらった事を頑張っていこうと思い取り組んできました。自分が歩ける力があることが分かって良かったです。地元のジムの仲間に「自慢やけど、ちょっと歩くとこ見て」と歩く様子を見てもらっています。

Q4:トレーニング期間中どんな事を考えていましたか?

まずは言われた事をやってみよう思いました。けっこう根性も出せたと思いますね、自分の為だけではなく家族の為にも頑張ろうと思いました。

Q5:トレーナーのマンツーマンの指導はいかがでしたか?

レベルに合わせながら少しずつ進めてくれたのがよかったですね。熱心に取り組んでもらった点にも満足しています。

Q6:ご家族様のサポートが印象的でした、ご家族の皆様はトレーニング期間中はどのようなお気持ちだったのでしょうか?

ご家族様より

3年前はこんな身体ではなかったし、急に歩けなくなってなんとかしなくてはと思いました。家族が一つになって乗り越えていけるように頑張っていこうと考えていました。
最初はパーキンソン病が良くわからなかったし、どうして歩きにくくなるのかも分からない状態でしたが、トライアッド・トレーニングを受ける中で色々教えてもらい、そういった理解が深くなり安心しました。骨折の後、家族みんながショックを受けていましたが、今少しだけ未来が明るくなった気がします。

16日間のトレーニングを振り返って(担当トレーナーより)

初回のカウンセリング時

Y様は3年程前に、パーキンソン病との診断を受けました。その翌年に転倒され右の上腕を骨折してしまい、その後骨折治療の為右上肢を動かせない日々が続いたとのことでした。
初回のカウンセリング時には、骨折治癒後に元からパーキンソン病の運動症状が出ていた右半身の動きが極度に低下し、歩行の不安定さに悩まれておられました。
右上肢と体幹の動きをしっかりと引きだし基礎固めを行い、発展的トレーニングに繋げていきましょうとお伝えしました。

16日間のリハビリを終えて

トレーニング期間の序盤は骨折の後遺症である右腕の可動域制限の改善と、LSVT-BIGなどのパーキンソン病の基本的トレーニングの習得に集中しました。
中盤以降は負荷を上げたトレーニングについてこられるようになり、筋トレ・応用歩行トレーニング・耐久性改善トレーニングなどより実践的なトレーニングを展開でき、目標としていた歩行状態まで改善することができました。
大変な時期もあったと思いますが、Y様のガッツとご家族の力強いサポートで無事16日間のトレーニングを乗り越えられました。良く頑張られたと思います。